ドクダミチンキを日本酒で作るのは違法? 失敗しないアルコール度数は?(どくだみ)

ドクダミチンキを日本酒で作るのは違法になるという情報を見つけました。作るだけで違法ってちょっとびっくりですよね。

調べてみると日本酒でドクダミチンキを作っている方もいらっしゃるようです。
ドクダミ化粧水でシミが消えた、という体験談には日本酒でドクダミチンキを作っていらっしゃる人も多い気がします。

ドクダミチンキを日本酒で作るのは本当に違法なんでしょうか? アルコール度数が関係しているのでしょうか? 詳しく調べてみました。

 

ドクダミチンキを日本酒で作るのは違法?

チンキとはハーブや薬草をアルコールに漬けて作る濃縮エキスのことで、ドクダミチンキはドクダミの葉や花をアルコールに漬けて作るドクダミエキスのことです。スキンケアやボディケア、飲み薬など様々な使い方が出来る優れものです。

一度作ってしまえば長期間保存(2年間ほど)が出来ます。
生の葉で作るとドクダミの精油の効果で美肌効果がある化粧水を作れたり、他にもいろいろな薬効が期待できるので、ぜひ生のドクダミを入手して自作したいですよね。

 

ドクダミチンキはホワイトリカーで作るのが一般的のようですが、日本酒で作ってみたら、日本酒の美肌効果との相乗効果が期待できるんじゃないかな?と思う人は多いんじゃないでしょうか?

わたしも日本酒で作るドクダミチンキのほうがより美白効果がありそうだから日本酒で作ろうと思い、調べていたのですが、日本酒ではチンキにならない、とか、法律違反になる、というような意見を見つけてびっくりしました。

どういうことなのでしょう?
なぜ法律違反なのか、本当に日本酒でドクダミチンキが作れないのか、調べてみました。

 

ドクダミチンキを日本酒で作る。違法にならない方法はある?

チンキは酒類にハーブや薬草を漬けて作るものでしたね。酒税法によると、酒類と何かを混ぜる行為は、新たなる酒類を作ることなんだそうです。よって、チンキも酒類で、作るには本来酒造免許が必要です。

そして、酒類の製造免許なく製造すると「10年以下の懲役又は100万円以下の罰金」、また、酒類の販売免許なしで販売すると「1年以下の懲役又は50万円以下の罰金」になることがあるそうです。

恐ろしいですね~。

 

ですが、国税庁によって、「例外的に製造行為としない」条件が定められていて、それを守れば問題ありません。

その条件とは、

・自家用で作る。
・アルコール分20度以上
・米、麦、こうじ、ぶどうなどは混ぜない。
・販売しない

です。

参考までに、国税庁のHPのQ&Aを載せておきます。

【自家醸造】
Q1 消費者が自宅で梅酒を作ることに問題はありますか。

A 焼酎等に梅等を漬けて梅酒等を作る行為は、酒類と他の物品を混和し、その混和後のものが酒類であるため、新たに酒類を製造したものとみなされますが、消費者が自分で飲むために酒類(アルコール分20度以上のもので、かつ、酒税が課税済みのものに限ります。)に次の物品以外のものを混和する場合には、例外的に製造行為としないこととしています。
また、この規定は、消費者が自ら飲むための酒類についての規定であることから、この酒類を販売してはならないこととされています。

国税庁Q&Aより引用

要するに、自家用にアルコール分20度以上のもので作って販売をしなければOKなのですね。

なぜ20度以上なのでしょう?

その理由は、アルコール度数20度以上だと発酵の原因である酵母菌が活動することができないからす。20度未満だと酵母菌が活動できる環境なため、お酒の発酵が進行してしまい、新たなお酒を醸造することになってしまうからなのです。

 

わたしの近所の酒屋さんではアルコール度数15度前後の日本酒しか見つかりませんでしたが、ネットで探すと20度の日本酒がありました。そういう日本酒は、「この日本酒だと違法にならずに果実酒が作れます」というようなうたい文句で販売されていました。こういう日本酒を使うと安心ですね。

 

ドクダミチンキを日本酒で作る。ドクダミチンキを作るのに最適なアルコール度数は?

それでは、アルコール度数35~40度のホワイトリカーやウォッカで作る場合と、度数がそれ以下の日本酒や焼酎などで作る場合とでは、何がどういうふうに違ってくるのでしょうか?

アルコール度数の高いもので作ると、早くエキスを抽出でき、長く保存ができます(1~2年)。逆にアルコール度数の低いものだと、エキスが抽出できるのが遅く、あまり保存ができない、ということになります。

そういう点を踏まえて、日本酒でドクダミチンキが作りたい場合は、冷暗所で抽出させた後、早く使い切る、もしくは、冷蔵庫で保存するのがよさそうですね。

また、チンキを作る場合、アルコール度数の違いによって抽出される成分が異なります。

アルコール度数40度以上だと、脂溶性の成分(精油、脂溶性ビタミンなど)が抽出され、25度以下だと、水溶性の成分(フラボノイド、水溶性ビタミン、ミネラルなど)が抽出され、ます。

生のドクダミの葉や茎には精油成分としてデカノイルアセトアルデヒドという成分があり、非常に強力な殺菌・抗菌作用があるため、肌荒れの原因となる細菌の働きを抑制します。

また、ドクダミには多くのフラボノイドが含まれており、クエルシトリンやイソクエルシトリンには、新陳代謝を促し、体内に生じた老廃物や毒素を排泄しする作用があるため、シミやしわの生成を抑える効果が期待できます。

自分がどういった成分による効果を期待するかにより、度数を決めたらよいということがわかりますね。

イメージ的に、ニキビやアトピー、水虫に効きそうなのは40度以上で、美肌効果は25度以下が効きそうです。(ドクダミにはもっといろいろな成分があるので、一概に分けることもできないと思いますが…)

わたしは強いて言えば、美容効果が高そうな水溶性の成分が抽出される25度以下のほうに興味があります。でも肌にトラブルがあったときに頼りになりそうなのは脂溶性の成分のような気がします。

やっぱり両方欲しいですね!(欲張り)

 

ドクダミチンキを日本酒で作ると相乗効果で美肌効果UP?日本酒の美肌に効く成分は?

日本酒にはさまざまな成分が含まれていますが、その中から「美容にいい」とされる成分をピックアップしてご紹介します。

 

コウジ酸

麹から発見された成分で、麹を扱う杜氏(とうじ)の手が白くなめらかであることから、美白効果があるとして注目され、1988年には厚生労働省によって美白有効成分として認可されました。

シミのもととなるメラニンの生成をおさえる働きがあり、シミを予防します。また、シミやしわ、くすみなどの老化現象を引き起こす、体内で糖とたんぱく質が結びつく現象の「糖化」を防ぐ効果もあります。

 

フェルラ酸

強力な抗酸化作用が期待できる成分です。活性酸素を除去する働きがあり、シミやシワなどを予防します。

 

アルブチン

天然の美白成分です。1989年、厚生労働省から美白成分として承認されており、美白化粧品などにもよく使われています。色素新着を改善する働きがあり、シミを予防するとともに、出来てしまったシミも薄くすることができ、ニキビ跡を薄くする効果も期待できます。

 

と、まだまだ他にも日本酒には美肌に有効な成分が含まれているのです。

日本酒の美肌効果、すごいですね!
もはや、日本酒だけで化粧水を作ってもいいのでは、とさえ思えてきました。もちろん、日本酒ですから、化粧水に使うだけでなく、飲んでも美肌効果が期待できますよ!

やはり日本酒でドクダミチンキを作ると、日本酒とドクダミの美肌効果の相乗効果がかなり期待できることがわかりました。

 

ちなみに私はと言えば、ドクダミを採取した後でお酒を調達したので、急ぐ必要があり、近所のお店で25度の米焼酎を買ってドクダミチンキを仕込みました。

お米が材料なので、日本酒で作るのと同じような効果が期待できるかな?と思ったのですが、どうなのでしょう? また使用感をご報告させてもらいますね!

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