たんぽぽは食べることができる?食べ方はいろいろ。レシピ紹介

こんにちは。ナチュラル大好きゆみこです。

たんぽぽが食べられるってご存知ですか?

たんぽぽは栄養豊富で、フランスなどのヨーロッパではサラダなど料理にして食べられています。たんぽぽの苦みには余分な毒素を身体から排出してくれる働きがあるんですよ。

たんぽぽのおいしい食べ方をご紹介します。

たんぽぽは食べることができる!

たんぽぽが食べることができるって、知らない方もいらっしゃるかもしれませんね。もしかしたらその辺に生えている草を食べるなんて、と抵抗がある方もいらっしゃるのでは?

そういうわたしは、10年くらい前から毎年春に野草を摘んで酵素ジュースを作っていた流れで、食べられる野草が結構あることを知り、試しにたんぽぽもサラダにしたりして食べていました。ちょっと苦いけど、割といけるかも、と思った記憶があります。

たんぽぽは、フランスなどではサラダやスープなどの料理に使われる一般的な食材なんだそうです。そう聞くと、ちょっと抵抗感も薄れてきますよね。

実は日本でも、古くは平安時代には野菜として食べられていたそうです。江戸時代には薬草として医学書に味噌汁の具にするとよい、と紹介されています。

たんぽぽはビタミンA、B₂、Cなどをバランスよく含み、ほかの葉物野菜にもひけをとらないほど栄養たっぷりなんですよ。カリウムが多く、余分な水分や老廃物を体外に排出してくれます。

注目すべきは「母乳の出をよくする」効能です。たんぽぽ茶やたんぽぽコーヒーの効能として有名ですよね。

母乳の量を増やすだけじゃなく、たんぽぽの苦み成分が、血液中の中性脂肪を減らしてサラサラの良質な母乳を生み出してくれます。

赤ちゃんを育てているおかあさんたちにとって心強い存在ですよね。

たんぽぽは食べることができる!生の葉っぱの食べ方のおすすめ。サラダやサンドイッチに。

ところで、たんぽぽはどこを食べることができるのでしょう?

答えは、花も葉も根っこも全部食べることができます。捨てるところがない、優秀な食材なんですね。

ここではまずは葉っぱを生で食べる場合のおすすめの食べ方をご紹介します。

一番手軽で王道な食べ方と言えばサラダですよね。

生で食べる場合、3月から4月の早春の、できれば花が咲く前か、咲き始めたばかりのときのの若葉を使うといいです。この頃の葉っぱだとそれほど苦みも強くなく、おいしく食べることができます。

レタスなど他の葉物野菜と合わせて、たんぽぽの葉はアクセント程度にすると、食べやすいです。にんじんのせん切りも合いますね。

おすすめの具はクルミなどの木の実やチーズやアボカドなど、ちょっと脂分が多くがつんと来るものを合わせるとおいしいです。

ドレッシングはお好みで。オリーブオイルとレモンとお塩で作るシンプルなドレッシングでも十分おいしいですよ。

 

あとはサンドイッチに、これもたんぽぽの葉っぱをアクセントで使うのがおすすめです。ルッコラやクレソンと同じような使い方と考えるとイメージしやすいですね。

たんぽぽの葉っぱの苦みがいいアクセントになって、とてもおいしいですよ。ぜひ試してみてくださいね。

 

たんぽぽの葉っぱが苦すぎて食べれない、というときは、重曹にしばらく浸けてみてくださいね。アクが取れて苦みが抜けますよ。

たんぽぽ、いろんな料理に使いやすそうですよね。

たんぽぽは食べることができる!おすすめの食べ方。揚げるててんぷらに。炒めてソテーやきんぴらに。

たんぽぽの食べ方のおすすめ、次は「揚げる」です。

春の山菜のフキノトウやこごみも苦みがありますが、天ぷらにするとおいしいですよね。

たんぽぽの葉っぱも同じでてんぷらにすると、苦みがやわらいでおいしくいただけます。

葉っぱだけじゃなく、花も天ぷらにして一緒にいただいてしまいましょう。いろどりもよく盛りつけたときに黄色い花がかわいいですよね。

もちろん、洋風の天ぷらのフリッターにしてもおいしくておすすめです。

揚げものはアク抜きをしなくていいのがうれしいですね。

 

そして、次は「炒める」

たんぽぽの葉っぱはソテーにしても美味しいです。たんぽぽは油と相性がいいようですね。

オリーブオイルでにんにくと一緒に炒めると、ちょっとしたイタリア料理の付け合わせになります。

バターソテーもいいですね。

苦みが苦手な方は沸騰したお湯で下茹でしてくださいね。

 

根っこも炒めてきんぴらにすると美味しいです。作り方はごぼうのきんぴらと同じです。

たんぽぽの根っこも栄養豊富なので、採取するときで余裕があるときは、ぜひ根っこも堀りおこして持ち帰ってみてくださいね。自家製たんぽぽコーヒーに挑戦してみるの楽しいですよね。

 

たんぽぽは食べられる! おすすめの食べ方、ゆでてお浸しやスープに。

たんぽぽの食べ方のおすすめ、最後は「ゆでる」です。

ゆでてお浸しにして、辛し和えにしたり練りごまやピーナッツバターに和えたり。特に、コクのある練りごまやピーナッツバターは、春菊に似た癖のあるたんぽぽの葉との相性がいいようです。

それと、ヨーロッパの人たちが作っているというたんぽぽのスープ、食べてみたいですよね。

たんぽぽの葉と、オオバコやスイバやルッコラやチャイブなど、春の野草やハーブを取り混ぜて、ポタージュスープを作るときの要領で作っていきます。

小麦粉をバターで炒めたところにスープストックを入れてじゃがいもと玉ねぎをを柔らかくなるまで煮込み、野草を細かく刻んだものを入れて2分ほど煮込み、ミキサーでつぶして豆乳か牛乳で伸ばして塩こしょうして出来上がりです。

まさしく春の新緑のスープですね。ドイツではこの緑色のスープを春に食べるそうです。

わたしも春になったらぜひ作ってみたいです。

 

たんぽぽは葉物野菜としていろいろな料理に利用できそうですね。春になったらぜひ冬にためこんだものをデトックスするためにも、たんぽぽの料理を作ってみてくださいね。

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