こんにちは!ナチュラル大好きゆみこです。
スギナがお肌にいいという情報を見つけました。
私も女性の端くれなので、お肌にいいと聞くと気になります。
というわけで、スギナがお肌にいいのかどうか、スギナに含まれている肌にいい成分とされるケイ素についても詳しく調べてみました。
スギナが肌にいいってホント?スギナとは?スギナはミネラルの宝庫
「つくし誰の子、スギナの子」。どこかで聞いたことがあるフレーズです。宮城県地方に伝わる童謡の歌詞のようですね。
実はつくしとスギナの関係はどっちが親でも子でもなくて、同じ地下茎を持つそれぞれ違う役割を持った同じ植物。つくしが胞子を飛ばして役割を終えて枯れる頃にスギナが生えてきて、光合成して栄養を蓄えるんだそうです。
つくしは春の訪れを知らせてくれる山菜ですよね。子どもの頃につくしを摘んでおかあさんに料理してもらった思い出のある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
でも、つくしのあとに生えてくるスギナも食べることができて、栄養豊富ということはあまり知られていないかもしれません。しかもお肌にいいミネラルがたっぷりなんだとか。
実はわたしも、最近になって野草に興味を持って調べ始めてから知りました。というよりあの草がスギナだったのかっていうレベルの無知さでしたが…。今までスギナという名は知ってはいても、名まえと姿が一致してなかったんです。
庭や畑を持っている方なら、スギナはドクダミと肩を並べるくらい取っても取っても生えてくるやっかいな雑草としてよくご存知かもしれません。どちらも地下茎で増えるので、駆除がむずかしいんですよね。
その庭のやっかいもののスギナ、もしかしたら駆除してしまうのはもったいないかもです。
スギナが肌にいいってホント?スギナに含まれるケイ素(シリカ)って?爪や髪にもいい?
スギナがお肌にいいのはビタミンとミネラルがたっぷり入っていて、とりわけケイ素というミネラルを多く含むからだそうです。
ちなみに、ケイ素が酸素と結びついたものがシリカ(=二酸化ケイ素)なので、ケイ素とシリカはほぼ同じものとして扱われています。
ですので、スギナにはケイ素、もしくはシリカが多く含まれている、ということなんですよね。
ところでシリカってサプリメントなどで最近よく見かけませんか?ケイ素を水に溶かしたシリカ水も人気があるようですね。
シリカとはわたしたちのお肌や髪、爪、血管などに含まれている成分で、コラーゲンを作ったり、コラーゲンやケラチンなどの結びつきを強くする、からだに必要なミネラル。
ただこのシリカ、日々消費しているのと、自分では作り出せない成分なので、加齢とともにどんどん減少してしまっているんです。
特に40歳を過ぎると急速に失われるとのこと。40歳くらいって老化が始まるお年頃ですよね。
お肌の乾燥にしわやたるみ、髪がぱさついたり細くてコシがない、爪が弱くてすぐ割れる、などは、シリカ不足が原因なんだそうです。
これはそっくりそのままわたしの悩み!
年齢的なことだからしかたないと半ばあきらめてましたが、シリカを摂ることでもしかしたら悩みが少しは軽減できるかも⁉
このシリカ(ケイ素)がスギナにはたくさん含まれているっていうことは、スギナを摂ることでシリカ不足の解消につながるんじゃないかと期待ができます。
スギナが肌にいいってホント? ケイ素(シリカ)のサプリメントはスギナから作られている⁉
わたしがシリカの存在を知ったのは5~6年前。接骨院で置いてあったチラシを見てです。
そのチラシには、シリカとは水晶の成分でドイツではサプリメントの中でシリカが一番売れている、というようなことが書かれていました。
ドイツ製のサプリメントの宣伝チラシだったのかな?と思いますが、それにしても当時は日本ではそんなに知られていない成分のサプリメントがドイツでは一番売れているということが興味深かったです。
日本人より西洋の人たちのほうが、サプリメントに詳しそうですもんね。日本人はまだまだそれほどサプリメントの知識は浅いのかな?なんて思いました。
そんなおぼろげな記憶から、シリカ=水晶のイメージが強かったので、シリカがスギナにもたくさん含まれているということを知ったときは驚きでした。
調べてみると植物性のシリカのサプリメントには、スギナから作られたものが多いんですね。
ケイ素は土に多く含まれているミネラルなので、土で育つ植物すべてに含まれているんだそうです。あ、ケイ素は海にもあるので、海藻や魚介類にも含まれているんだそうですよ。
土にも海にもっていうことは、空気中以外どこにでもあるってことですよね。酸素に次いで自然界に多い元素なんだそうで、ケイ素って実は私たちにとても身近な存在なんですね。
スギナが肌にいいってホント? スギナに含まれるケイ素(シリカ)の含有量は?
スギナのほかには稲がケイ素を多く含む植物として有名で、稲から作られたシリカのサプリメントも販売されています。
でも玄米となるとケイ素の含有量は100g中5mg、白米では0.5mgと、意外と少ないです。
ご飯や野菜や海藻などからもケイ素は摂れます。やはり基本は食事からきちんと栄養を摂ること。
でも昔の野菜と比べて含有量が減っていたり、毎回食事からだけで摂るのはは難しいですよね。だからサプリメントが売られているんだと思います。
シリカは一日に10~40mg消費されるので、同じくらいの10~40mgが一日の必要量と言われています。
では、スギナのケイ素の含有量はどれくらいかというと、3~16%という数字しか見つけられませんでした。幅があるのはどういうことなんでしょうね。
スギナは乾燥葉をお茶にして飲むのが一般的ですが、おすすめは乾燥葉を粉にしてお湯に溶かして飲んだり料理に使って食べること。
乾燥葉ということでぎゅっと栄養価が高まるので、それを丸ごと摂取することで、サプリにも匹敵するくらい効率的にケイ素が摂れるはずです。
市販のサプリメントは手軽ですけど、添加物なんかも入っているでしょうし、そう考えるとやっぱり自然に生えているスギナを利用するのがいいな、と思います。
スギナが肌にいいってホント?スギナはどこで手に入れる?味はどんな?
ではスギナはどうやって手に入れたらいいのでしょう?
一番いいのは農薬などがかからない、できれば森や林で自然に生えているスギナを摘むことだと思います。自分で安全と判断したものを摘んで乾燥させて茶葉にすると安心ですよね。
わたしも自分でスギナを摘んでスギナ茶を作りたいと思っていますが、これを書いている今は真冬。なので、とりあえず市販のスギナ茶を買って飲んでみることにしました。
近所のドラッグストアやスーパーでは見つけられなかったので、インターネットで無農薬のものを選んで購入。
ただ、スギナ茶はあまり安くはないですね。自然に生えているものを利用したら無料なのに、と思うと高いお金を出して買うのはもったいない気もします。
お味は、というと…。え?青のり⁉
はい、青のり味でした。
出がらしも食べてみましたが、抹茶っぽいというかやはり青のりっぽい味で、意外においしかったです。お焼きの具とかてんぷらの衣とかに使えそうですし、出がらしをもう少しゆでて、お浸し感覚でも食べれそうです。
これから毎日スギナ茶を飲む(食べる?)のを習慣にしてみて、肌や髪や爪にどう変化があるか、楽しみです。変化があればまたご報告させていただきますね。
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