こんにちは。ナチュラル大好きゆみこです。
よもぎ化粧水の作り方には、アルコールに浸けて作ったチンキから作る方法と、葉っぱを煮出してエキス作る方法です。
両方の作り方をご紹介しますので、どちらでも作りやすい方法でぜひ作ってみてくださいね。
【よもぎ化粧水の作り方】よもぎチンキから作る方法
材料は生のよもぎとアルコール((度数35度以上のウォッカや焼酎、ホワイトリカーなど)を作りたい量だけ用意します。
採取したよもぎの全草(葉、茎、根)をよく洗って水けをきり、適当な大きさに切って広口のびんにびっしり詰めます。そこにアルコールをよもぎが隠れるまでひたひたに注ぎ、1週間ほどで液に色がついたらよもぎを取り出します。これでチンキ剤の出来上がりです。
このチンキ剤に水とグリセリンを加えると化粧水になります。分量はお好みでいいのですが、参考までに1週間分の化粧水の分量を書いておきますね。
【1週間分の分量】
チンキ5ml、水(精製水、浄水など)50ml、グリセリン1ml
手作り化粧水は防腐剤が入っていないので、冷蔵庫に入れて保管して早めに使いきってくださいね。
余談ですが、このよもぎのチンキ剤は、化粧水だけじゃなく、いろいろと活用できてとても便利なんですよ。
2か月ほどよもぎを浸けてゆっくり抽出すると、成分が多く溶けだして効果も高いです。
原液をスプレーボトルに入れて虫除けに、薄めてうがい薬に、脱脂綿や布に浸して温湿布や冷湿布に、と利用できます。もちろん、そのままよもぎ薬酒として飲むこともできます。
化粧水だけじゃなく、いろいろな楽しみ方ができるのがいいですね。ぜひいろいろと活用してみてくださいね。
【よもぎ化粧水の作り方】煮出して作る方法
2つめの煮出して作る方法は、よもぎ茶を煎じて作る方法と同じです。よもぎ茶を作るときに少し多めに作っておいて、残った煎液を化粧水にしてもいいですね。
作り方です。
水1リットルに細かく刻んだ乾燥よもぎひとつかみ(生のよもぎでも)入れ、弱火で2~3分加熱。(濃いエキスを作りたい場合は30分ほど煮込みます)漉して葉を取り除いて完成です。お好みでグリセリンを少し加えてください。
こちらも冷蔵庫で保管し、1週間ほどで使い切るようにします。量は目安で書きましたが、ご自分で使い切れる量に調節してくださいね。
この作り方だと1日でできるので、すぐに使いたいときにいいですね。アルコールが入っていないので刺激も少なくて肌にやさしいのもいいですよね。
この化粧水を水で2倍に薄めるとリンスになるので、市販のリンスが合わない方は一度お試しあれ。お湯シャン派の方もぜひ。
髪につやと栄養を与え、ふけやかゆみ、白髪を防止してくれる効果があります。つくりおきはしないで、その日に使う量だけつくるようにしてくださいね。
自然の材料で無添加で安心だし、効果もバツグンでとてもいいですよね。
よもぎ化粧水の効果は?ニキビや乾燥肌を解消して美肌に!
よもぎには、しっとりとうるおいのある若々しい肌を保つ成分が豊富に含まれています。
クロロフィルには皮膚のうるおいを保つ美肌作用があり、コリンやタンニンは若返り促す抗酸化作用があります。精油成分のシオネールは体をあたため、血行をよくし、炎症を抑えてくれます。
これら成分の働きで活性酸素による細胞のダメージを抑制し、シミ・シワ・タルミなどを防いで肌を若々しく保ってくれるとのこと。
よもぎが美容にいいと言われるゆえんですね。
また、ヨモギは消炎作用に優れているため、アトピー性皮膚炎や乾燥肌などからくる皮膚のかゆみを抑えてくれます。 ニキビなどの肌荒れを防いだり、日焼けをしてしまった後の火照りや赤みをケアするのにもおすすめです。
美容だけじゃなく、肌トラブルにも頼りになる存在になりますね。家族のためにもいざというときのために家に常備しておきたいですね。
よもぎ化粧水でアレルギー反応?よもぎアレルギーの人は注意!
無添加で作れて効能が多く、いいことずくめのような手作りのよもぎ化粧水ですが、注意点があります。
それはよもぎはキク科の植物なため、キク科アレルギーの人は残念ながら使えない、ということなんです。
よもぎは同じキク科のブタクサと一緒に『秋の花粉症』の原因として挙げられます。
よもぎ化粧水を使用する前には念のためにパッチテストを行ってください。
パッチテストのやり方は、二の腕の内側の皮膚が柔らかい部分によもぎ化粧水を10円玉大塗って、30分後赤くなったりかぶれたりしていないか見ます。
万が一体調に変化が現れた場合は小児科やアレルギー専門医に相談してくださいね。
よもぎ化粧水はたくさんの効果効能がありとても魅力的ですが、美肌を求めてかぶれてしまっては元も子もありません。
自分の体調を確認しながら使ってくださいね。
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