よもぎの効果・効能がすごい!利用方法は?

こんにちは。ナチュラル大好きゆみこです。

よもぎは美容と健康にいいということをよく聞きますよね。
日本を代表する和ハーブとも言われています。

よもぎについて調べてみて、よもぎは驚くべきパワーのある植物ということがわかりましたので、そのことについて情報ををシェアさせていただきます。

よもぎが美容や健康にどうよくて、利用方法はどういうものがあるのかについて、まとめました。よかったら参考にしてくださいね。

よもぎの効果・効能がすごい!古来から世界で認められていた!

よもぎは日本中どこにでも生えているのを見かけ、草餅を作ったりよもぎ風呂にしたりもぐさがお灸の原料になったりと、日本人にとってはとても身近な存在ですよね。

あまりにも身近な存在過ぎてよもぎについて深く考えることはありませんでしたが、調べると実はよもぎってすごいパワーを持った植物なんですね。

『病を艾(止)める』という意味から、漢方名では艾葉(ガイヨウ)と呼ばれ、その効能や栄養価の高さから、万能薬とも言われているのだとか。

よもぎと言えば、まず頭に浮かぶのが草餅や草団子です。香り高くほろ苦いよもぎ入りの生地とあんことの相性は最高ですよね。

春の訪れを教えてくれるよもぎの力強い香りを、昔の人は邪気を祓ってくれると信じていました。

端午の節句にショウブの葉とともに軒下に吊るしたり、屋根の上に放り投げたりするのはその名残です。ひな祭りに草餅を食べるのは、3月3日にけがれを祓うために強い香りの草を使った餅を食べる風習が中国から伝わったもの。

そう言えばひな祭りの頃に桜餅と草餅がセットになって売られているのを見かけます。そういう意味があったんですね!

古代エジプトやローマでも神官や僧が邪気を祓ったり身を守るためによもぎを身につけていたそうです。古来からよもぎのパワーは世界中で認められてきたんですね。

身近な存在なよもぎがそんなにも特別な存在だったことに驚きです。

 

よもぎの効果・効能がすごい!よもぎのいろいろな利用方法

お茶として飲んだり塗り薬として、入浴剤として、お香として、お灸として。昔からよもぎは「飲んで良し、付けて良し、浸かって良し、嗅いで良し、燃やして良し」と言われてきました。

よもぎはいろいろいろな使い方ができて、本当に利用価値の高い植物だなあと感心します。

飲む方法としては、よもぎ茶やよもぎ酒、よもぎ青汁、粉末やよもぎエキスにしたりなど。「飲む」とひとつだけとっても、こんなにいろいろな方法があるのですね!

草餅だけじゃなく、野菜として料理にも使えます。よもぎはキク科の植物なので、春菊に味が似ていると個人的に思っています。栄養価もすごく高いので、普段の料理にもっと使ってもいいですよね。

入浴剤としては、日本で古くから利用されてきたのでおなじみですね。からだが温まるだけでなく、香りもよくて癒されます。わたしも冷えがひどかった時期に、よもぎを煎じてお風呂に入れて温まっていました。寒い冬、冷え性さんにとってもオススメです!

香りの利用方法には、枕やクッションに入れたり、よもぎ茶や、お香など。よもぎすがすがしい香りはいらいらをしずめ、リラックスさせてくれます。

よもぎを燃やして煙を吸い込むと体内から、皮膚に当てると皮膚から吸収して有効成分を取り入れることができます。煙にそんな効果があるとは驚きですよね。

生葉をすりつぶしたよもぎエキスは、温湿布や冷湿布に。乾燥よもぎを煎じた液はあせもやかぶれや日焼けなどの軽い皮膚炎に。薬も自作することができるんですね。

よもぎの葉の裏の白いふわふわした部分(もぐさ)がお灸の原料なのは有名ですよね。よもぎって本当に万能です!

よもぎの効果・効能がすごい!よもぎはなぜ美容や健康にいい?

ではなぜよもぎが健康や美容にいいのか、ということについてまとめていきたいと思います。

よもぎには強力な活性酸素を消す能力がある、ということが、熊本大学医学部の研究でわかっています。研究結果では、緑茶や紅茶やルイボスティーなどと比べても、よもぎ茶の抗酸化力はダントツの一番でした。野菜ではなんとブロッコリーの100倍です!

活性酸素とは増え過ぎると疲労や老化の原因につながるとされているもの。にっくきシミやしわの原因にもなりますよね。その活性酸素をお茶を飲むだけで消してくれるなんてすばらしいですね。

よもぎの葉に含まれる精油成分のシオネールには血行をよくし、炎症を抑える作用があり、クロロフィルには美肌作用があります。

そのほかにもさまざまな酵素のはたらきも相乗的に作用して、皮膚によい効果が期待できます。植物に含まれる酵素はだいたい2、3種類が普通ですが、よもぎにはなんと、13種類もの酵素が確認されています。酵素の数もダントツなんですね。

お灸の煙を吸い込むと、脳にもいい影響があることがわかっていて、その煙を浴びることで皮膚や神経や生殖器などにもとてもいい作用があるのだそうです。

わたしはお灸もたまにするのですが、今までは煙たいなあ、くさいなあ、と思っていただけでした。これからはありがたいなあ、と思いながら煙を浴びます。

 

よもぎの効果・効能がすごい!緑黄色野菜としても優秀!気になる栄養価は?

よもぎにはビタミンB1,ビタミンB2,ビタミンC、ビタミンE、タンパク質、鉄分、カルシウム、ビタミンK、カリウム、クロロフィル(葉緑素)、葉酸、βカロチン、食物繊維などの成分がバランスよく含まれています。

よもぎは食品として見ても、にんじん、かぼちゃ、ほうれんそうなどのβカロチンが多い緑黄色野菜に勝るとも劣らない栄養素を豊富に含んだスーパー緑黄色野菜なんですね。

カルシウムでは、生のよもぎでほうれん草の約3.5倍、乾燥の粉末ではなんと生のよもぎの約7倍にもなります。当然ほかの栄養素も同じ倍率で増えるので、よもぎの乾燥の粉末は効率よく栄養を摂るのに優秀な食品だということがわかりますね。

わたしはこれまで、野菜だったらたくさん食べていいと思ってもりもり食べていたのですが、そういいわけでもない、ということを最近知りました。野菜の種類にもよりますが、おなかにたまってしまうものも多く、野菜の食べすぎが弊害を起こしているケースもあるそうなのです。ですので、少量で栄養が摂れるよもぎの粉末は本当にとてもいい!と思っています。

これからは春によもぎをたくさん摘んで乾燥させておこうと思います。これでもし食糧難が来ても大丈夫な気がして心強くなりました!

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