ドクダミの白い花の正体は?八重のドクダミは鑑賞用に。ドクダミの花でチンキづくり(どくだみ)

こんにちは。ナチュラル大好きゆみこです。

ドクダミって抜いても抜いても生えてくる邪魔な雑草、と嫌われがちです。

でも花をよく見ると清楚でかわいいですよね。

そんなドクダミの花の秘密と、飾って楽しむことができるということや、花をドクダミチンキや化粧水にする方法もある、ということについて書いていきます。

ドクダミの白い花の正体は?白い花は花じゃない⁉

ドクダミの花って真っ白でかわいいですよね。でも実は、わたしたちが花びらと思っている白い花は花じゃないってご存知ですか?

花が花じゃないって何言ってるんだって感じですよね~。

実はあの白い花びらに見える部分は、花を守るために葉っぱが進化したもので、総苞(そうほう)というもの。

だからドクダミの花は白いっていうのは本当は間違い。ドクミの本当の花は、白い総苞の真ん中にある、黄色い穂状のものなんです。

なんかびっくりですよね。白いところは花びらにしか見えませんし、真ん中の穂の部分はおしべとかめしべとかがくとか、そんなようなものだと思っていました。

調べてみて初めてわかることってありますね!

でも一般的にはドクダミの花は白い、と思われていますよね。いちいち「それは花じゃなくて」、なんていうのも野暮なので、世間一般ではドクダミの花は白いということでいいじゃないか、ということになっているのかなあと思います。

で、わたしもドクダミの花は白いっていうことでいいんじゃないか、っていうスタンスでこのドクダミのブログを書いています。

豆知識として、ドクダミの花は実は白くない、と知っておくのもいいかな、という感じですね。なので、このブログでも、白い総苞も含めて、ドクダミの花、ということにしていますのでどうかご了承くださいね。

ドクダミの白い花の正体は?八重のドクダミは鑑賞用にぴったり

ドクダミは増えすぎたり、匂いが臭かったりとかでイメージが悪いですが、よく見るととても可憐で清楚なたたずまいです。

花瓶に生けてお部屋に飾ってみたら、可愛らしくて、すごく素敵です。葉っぱもハート形で可愛いですよね。

八重咲のドクダミもありますが、これは自然界で突然変異したものらしいです。たくさんの花びらがついた豪華なドレスのようで、これもとっても素敵です。

八重のドクダミは希少価値があって人気があるので、園芸種として園芸屋さんで結構高い値段で売られています。調べてみたら、1ポット1000円近くしていました。お高いですね~。

八重咲に加えて、斑入りも人気みたいです。斑入りだとまた価値が上がるみたいですね。

一重のドクダミが自然に群生している場所で、まれに八重のドクダミが見つかることがあるみたいなので、探してみるのもまた楽しそうですね。

八重のドクダミは貴重なものなので、苗で買って育ててみるのもいいんじゃないでしょうか。

育てるときには庭にじかに植えると繁殖して大変なことになります。これは一重でも八重でも同じですから注意してくださいね。まずは鉢やプランターで育てるのがオススメです。

ドクダミは薬草として役立ちますが、それだけじゃなく、目でも楽しめますね。ドクダミの可愛い姿も見て楽しんでみてくださいね。

ドクダミの白い花の正体は?ドクダミの花でチンキ作りの簡単レシピ

チンキとは薬草をアルコールに浸けて有効な成分を抽出したもの。ドクダミで作るチンキはドクダミチンキです。チンキを水で薄めてグリセリンを少し入れると化粧水になります。

ドクダミチンキと言えば、ドクダミの花でチンキを作っている方が多いですね。(ここで言う花は白い総苞を含んだものです)

友人にドクダミチンキがいろいろな効果があっていいよ、と教えてあげたたところ、ドクダミの花のチンキを作っている方の発信を見たことがあったようで、「とても素敵でああいうのを作る生活に憧れる」って言っていました。お花のチンキはどうも乙女心をくすぐるみたいですね。

作り方は、花を摘んで軽く洗って(きれいなら洗わなくてもOK)水気を取り、20度以上のアルコール(焼酎やウォッカなど)に浸けるだけです。簡単ですよね!

花で作ることのいいところは、ドクダミにつきものの悪臭とも言える独特な匂いがしないことです。あの匂いは茎や葉を傷つけるとする匂い。花だと匂いはしないんです。

瓶に詰めるとお洒落な感じになりますし、肌にもいいドクダミチンキの出来上がりです。
花のドクダミチンキの効能について詳しくはこちら

ちなみに、浸けこんでから数日で白い花は茶色くなってきてしまいます。きれいなのは最初だけなんですよね。(ということを前述の友達に伝えると残念がっていました)

ドクダミの白い花の正体は?八重のドクダミも。ドクダミの花でチンキづくり(どくだみ)まとめ

・ドクダミの花が白いというのは実は間違いで、白い花びらに見えるものは総苞(そうほう)という葉っぱが進化したもの。

・ドクダミの花は可憐で飾っても楽しめる。八重咲や斑入りも人気で高価で販売されている。

・ドクダミチンキを花で作ると簡単でお洒落。肌にいい化粧水にもなる。

 

以上、ドクダミの花について書きました。身近な植物ですが、意外と知らないことも多いですよね。よろしければ参考にしていただき、ドクダミライフを楽しんでいただければ嬉しいです!

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