こんにちは!ナチュラル大好きゆみこです。
ドクダミ茶はスーパーやドラッグストアにも売っていますし、健康茶として身近なお茶ですね。
「ドクダミ」という名前から毒があるの?と思われたり、独特な匂いがあって飲みにくいと敬遠している方もいらっしゃるかもしれません。
でもそれって、とてももったいないかもしれませんよ?
簡単に手作りもできますし、すごい効能があるドクダミ茶についてまとめてみました。
ドクダミ茶の効能はすごい? デトックスで美容効果あり!
ドクダミは名前から毒草をイメージしてしまうかもしれませんが、毒をおさえるという意味の毒矯(どくだ)み」からきているといわれていて(諸説あります)、ドクダミ自体には毒はありません。
ドクダミは厚生労働省に十薬として認められているほど、様々な効能がある生薬なんです。そんなドクダミでつくったドクダミ茶の代表的な効能を挙げてみますね。
血行がよくなり冷えが解消される
ドクダミには血管を拡張する作用がある「クエルセチン」が含まれており、血流を促す働きがあります。さらに、血管を丈夫にする「クエルシトリン」や「ルチン」も含まれています。
ドクダミ茶を飲むことで血行促進や毛細血管の健康維持ができ、冷えが解消され、肌のくすみも解消されます。
デトックスができる
カリウムが豊富なので、尿の排出を促進し、老廃物を輩出してくれます。塩分の摂り過ぎを調節する作用もあります。
マグネシウムも豊富なので、腸内の便をやわらかくする作用があり、便秘の解消に役立ちます。
血行がよくなって利尿作用と緩下作用によるデトックスもできる!
ということは、健康になって美容にもいい、ということになりますね。
ドクダミ茶にはまだまだ健康にいい、いろんな効能があるので、ぜひとも普段の生活に取り入れて、健康的で美しくなりたいですね!
ドクダミ茶の作り方は乾燥させるだけでとても簡単!
ドクダミ茶の作り方はとっても簡単です。なにせ、収穫したドクダミを乾かすだけでできちゃいますから。
ドクダミは5月から8月の、白い花が咲く頃が薬効が高まって、一番の収穫期です。
庭に生えている方、羨ましいです! ぜひ1年分作るつもりでたくさん収穫してドクダミ茶を作ってみてくださいね。重宝しますよ!
ドクダミの成分と効果効能、詳しくはこちら
庭に生えていない方は近所に探しにいきましょう!どくだみは案外あちこちに生えていますよ! 見つけるコツは日陰のちょっとじめじめした場所を探すことです。
収穫したドクダミを洗ってよく乾燥させる。簡単に書けばそれだけでドクダミ茶は作れます。
収穫は葉っぱだけを摘むより、茎ごと長めに収穫すると干しやすいです。お茶には茎も花も根っこもすべて使えます。来シーズンも収穫するために根絶やしにしない程度に残して、根っこごと抜いてしまうのもいいです。
3日から7日ほど天日干しにし、乾いたドクダミを細かく切ります。猛暑日なら1日で乾燥しますので、本当に簡単に出来ますね。収穫してからできるだけ素早く乾燥させることがコツなので、できたら梅雨があけてからっとしているときに作るのがいいですね。
乾いたら、乾燥剤を入れて缶や瓶で保存します。冷凍してもいいと思います。乾燥が中途半端だとカビの原因になりますので、大切なのはカラカラに乾燥させることとです。
ドクダミ茶ってとても簡単に作れますよね! ドクダミが庭や近所に生えていたら、ぜひ作ってみてくださいね。
ドクダミ茶はまずい? 美味しい飲み方は?
生のドクダミの葉っぱや茎をちぎると独特なにおいがしますから、そのイメージで、ドクダミ茶もくさくてまずい?と思っている人もいらっしゃるかもしれませんね。
乾燥させると生のどくだみの独特のくさいにおいはほとんどなくなります。
肝心のドクダミ茶のお味は、というと、まずくはないです。薬草っぽい香りと味、というと、伝わるでしょうか?なんとなくお日様のにおいも感じられて、わたしは好きです。美味しいです。
ネットで実際に飲んでみた感想を見てみると、「意外と飲みやすくておいしい」という感想が一番多いです。やっぱり飲む前は「飲みにくいかも」と思っている方が多いんですね。
それでもまだドクダミ茶は苦手、という方へ。ドクダミ茶をもっと美味しく飲む方法として、茶葉を「炒る」という方法がありますよ。
浅炒り、深炒り、と試してみて、お好みの炒り方を見つけてくださいね。深炒りだとほうじ茶のように香ばしく美味しくなります。炒るときは焦がさないよう、弱火でゆっくり炒ってくださいね。炒ると、乾燥しきれてなくてカビさせる、という心配もなくなりますね。
ドクダミ茶をおいしく飲むもうひとつの方法として、他のお茶とブレンドする方法もあります。市販の「爽健美茶」はドクダミといろんなお茶がブレンドされているお茶ですよね。
あれほどいろいろなお茶を混ぜることはできませんが、例えば玄米茶やほうじ茶やハト麦など、爽健美茶に入っている材料を参考にブレンドしてみるのもいいですね。
自分の好みの味にできるのも、手作りならではですよね!ぜひいろいろと楽しんで作ってみてくださいね。
ドクダミ茶の効果的な飲み方は?
ドクダミ茶の入れ方は、火に掛けて煎じるか、または湯を注ぐかどちらかです。ドクダミの薬効を期待するならダンゼン煎じる方法です。手軽に飲みたいなら湯を注ぐやり方ですね。
煎じる場合はひとつかみ約15gを1リットルの水(お茶の袋に書いてある分量でいいです)を火にかけ、沸騰したら弱火で15分から20分煮出して漉します。
煎じるときの注意点が2つあります。
1つめは、金属製のやかんや鍋はどくだみの成分を変えてしまうので使わないこと。ガラス製やホーローの鍋や土瓶なんかがいいそうです。
2つめは葉っぱを入れっぱなしにしておくと、成分を葉っぱが再吸収してしまうので、葉っぱはすぐに取り出すことです。
注意点2つとも私は調べるまで知りませんでした。うちにあるのはステンレス製のやかんと鍋がほとんどなので、唯一使えそうな土鍋で煎じてみようと思います。それから長く入れておけばそれだけ濃く出て効果が高そう、なんて思っていましたが、逆効果なんですね。気をつけます。
わたしはおおざっぱなので適当ににやってしまいがちなのですが、きちんとやり方を守るとそれだけドクダミの薬効成分を効果的に摂ることができそうですね!
煎じるのがめんどくさい人は、手軽にお湯を注ぐだけでもいいと思います。保温ができる水筒にお茶のパックを入れて一日飲むとかでもよさそうですね。
自分が続けられる方法でまずは試してみてくださいね。
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